メークロン市場とアムパワーに自力で行ってみた 後編【目指せタイで象使い! バンコク編 パート5】
長かったタイの旅も今日で終わり
そう思うとやっぱり悲しい
思い残すことはやめにしようと、自力でアムパワーまで行く事を決意
電車の乗り継ぎに失敗し2時間半待ったり
初めて乗ったテンソウが高速道路で平然と80キロ出して死にそうになったりしながら何とか到着したアムパワー
ガイドブックなどでもよく取り上げられる場所だからかなり楽しみ
でもなぜか、観光客の姿が見当たらない
妙な既視感を覚えながらもテンソウを降りたとき、近くの優しいおばさまが驚愕の事実を教えてくれた
「どうしたの?アムパワーは平日はやってないよ」
メークロン市場とアムパワーに自力で行ってみた 後編
バーレーン駅からメークロン市場へ
ようやく電車の出発時間に
2時間半も観光してだいぶ疲れたけれど本番はこれから!
まずは駅でチケットを購入
料金:10バーツ(35円)
安すぎませんか?(既視感)
15分位前に駅に着いたにもかかわらず人が少なすぎて焦った
座席は固いですが乗客はほとんどいませんので足も延ばせます!
出発直前にはある程度乗っていた気がしますが、ボックスは一人で占有できるレベルの人数です
車窓はずーーっとのんびりした田舎の風景が続きます
良いですねぇ……電車の移動はこの時間が好きなんですよね……
途中でスコールにあったりもしましたが、そこはやっぱりスコールなので30分くらいすれば青空です
タイには乾季、暑季、雨季があり、僕が行ったのは9月なので雨季でしたが、正直雨で一日外に出られないなんてことはありませんでしたので、いつ行っても楽しめると思いますよ!
やっと到着!メークロン市場!
自己責任ですが長かった……!
見たことあるのは電車を外から見る写真ですが、今回は僕は電車の中
まるで芸能人のような気分!!!!!
こんなに注目されたのは保育園で踊った三匹のヤギのがらがらどん以来でしょうか……天皇陛下のごとく朗らかに手を振ってやりましたよ……!
にしても近いですね!感動!
良いのかは分かりませんがこの外国人さんとハイタッチしたりしました
電車は早歩き程度の早さなので全然ハイタッチできます
国は違ってもきっと人が好きなものっていうのはどこか似通っていて、言葉を交わさなくともそれが何となく分かっているからこそ、きっと思いが通じるんでしょうね
さて電車を降りて観光です!
メークロン市場
実際の市場はこんな感じ
「ここにしかない市場」という感じがすごいです……!
ちなみに人はものすごく多いです
時間帯と場所にもよりますが、人口密度はワット・プラケオ並みかもしれません
とあるお店の売り物台
レールがついているのはすごいですね……!
散歩していると、ずっと食べたかった
マンゴーと、ココナッツミルクと練乳で炊いたようなもち米
を一緒に食べる謎の食べ物があったのでいただくことに!
このレールは通ってきた現役のレールです
こんなところで食べられるなんて……!
こちらの食べ物、マンゴーがかなりのサイズでものすごく甘いのに価格が確か200バーツ程度なのでぜひ食べてみることをお勧めします!
もち米も甘くなっており、海外のデザートとしてかなり良いと思います
ただ、美味しいんですけど、あまりにもマンゴーがおいしいので別で食べたいって言うのが正直なところ……!
電車が来るときは大体上の3枚のような感じでテントが畳まれていきます
乗ってきた来た電車をお見送り
すごい迫力……!電車の中の人にめちゃくちゃ手を振りました笑
電車が戻ると1分もたたずに完全に市場へと戻ります
本当にすごい……
甘いものだけでなく、何かの串焼きやおしゃれなカフェもあります
「現地の衛生管理があんまりなお店はちょっと……」
という人でも大丈夫な所ですよ!安心してくださいね!
最終目的地 アムパワー水上マーケット
たっぷりメークロン市場を観光し、さぁどうやってアムパワーへと行くかを調べるとどうやらソンテウで行ける模様
じゃあ行くしかないっしょ!と乗り合い場所になっているセブンイレブンへ
aki「アムパワー行きたい!」
おじさん「これに乗ってね」
これだけ。しんぷるいずべすと。
10バーツ払ってテンソウヘ乗り込みほかの乗客を待ちます
車内はこんな感じ
後方ドア?ありません
シートベルト?ありません
この状態で80キロでぶっ飛ばします
後ろの柵っぽいところには人が掴まって立てるようになってます
その辺の絶叫マシンよりよっぽど怖いです……立ってる人、心臓強いなぁ……
15分ほどで到着!
アムパワー水上マーケット
最終目的地です!
現地の中学生かな?
生活感があっていいですね……!
ところで、観光客がいません
ここはかなり有名な観光地のはず……おかしい……
場所がわからずきょろきょろしていると、ロットゥーを配車しているおばさまが親切に教えてくれました
「どうしたの?アムパワーは平日はやってないよ」
……
もう駄目ですねこれは一生治らない
人のいないアムパワーなんてめったに見れないので、せっかくなので一通り観光してから帰ることに
雰囲気最高です
誰もいないのでボートがかなりの速度で飛ばしてて気持ちよさそうでした
現地の子供たちも気持ちよさそうに泳いでいます
物珍しそうに眺めてくれたので、大きく手を振ってみると手を振り返してくれました
やさしさに涙が流れそうです
バンコク市内までの逆ルート
お店がほぼ閉まっていたので雰囲気だけ味わって、逆方向のソンテウを使ってメークロン市場まで戻ります
時間的にメークロン発の電車が終わってしまったので、帰りはメークロンからロットゥーでバンコク市内へと向かうことに
メークロン市場から少し歩くとロットゥー乗り場があります
aki「ばんk」
おじさん「あれに乗れ」
エスパーかな?
大体料金は100バーツいかないくらいだったと思います
ロットゥーは楽ですね!
乗り継ぎなしでそこそこ安くバンコクまで行けてしまいます
料金の電車と船をとるか、楽で時間も速いロットゥーを取るか……
23バーツと100バーツと考えれば大きな差のように感じますが
80円と350円と考えればまぁ正直誤差ですかね……
- 一人
- 貧乏旅
- 時間はある
この条件がそろっているのであれば、片道は電車などを使うとイベント満載で楽しいと思います
逆にこの条件が一つでも足りないのであれば確実にロットゥーですね
ツアーという手段もありますし、個人の好みの旅程を組んでください!
ラチャダーナイトマーケットで最後の思い出
ロットゥーでバンコクに帰ってきて、フライトまで時間がありましたので最後の思い出としてラチャダーナイトマーケットへ
やっぱり最後の思い出は、綺麗な思い出で終えたいですからね
ラチャダーナイトマーケット
とんでもなく人は多いですが、何よりもお店の数!
小さなテントがすべてお店で輝いています!
なんとSUSHIも置いてありました!!!!!
素晴らしいですね!!
下の写真のSUSHIは普通に日本にありそうだったので、上の写真のSUSHIの
- 緑色の海藻
- チーズらしきものが焼かれた何か
- サーモン
の3種類を購入しました
食べてみるとやはりSUSHIで、ご飯は酢飯ではなく普通のご飯、海藻もあまり味のない海藻でした
一番おいしいのはチーズでしたね!
それ自体に味がついていたので、普通のご飯でもおいしくいただけました!
あとはなかなかSUSHIを感じました!
大事なことなので言っておきますが、
僕は海外の寿司を馬鹿にしているのではなく、独自の進化を遂げたSUSHIが好き
なだけですので勘違いなさらないでください
日本から出ていった文化が、その土地に馴染もうとして独自の進化を遂げ、新たな形に進化しているのを感じる事が好きなのです
それが日本人の舌に合うかどうかは関係なく、「タイにおける寿司」がどのようなものなのかを知ることが好きなのです
一口サイズで見た目もかわいい、とっても素敵なSUSHIだと思いますよ!
SUSHIを食べた後は、よくあるあの写真を撮りたかったので撮影スポットを探します
場所がわからず困っていると、横の方に二階に上がれる飲み屋が多くあることに気づきました
景色を見るために二階席が用意されているんだと思います
僕は海外ではあまりお酒を飲みませんので、どうしようか迷っているとノンアルコールを置いているお店があるということなのでそちらでドリンクを購入!
二階に上がると思っていた以上の光景が目の前に広がっていました
まるでイルミネーションのようです
注文していた「ココナッツのジュース」と「春巻き」が来たので、これまでのタイの旅を思い出しながら、疲れて火照った体を冷まします
本当に見たかった景色とは違う景色だけれど、きっとこの場所で見たこの景色が一番求めていたものなんでしょうね
帰国の路に
夜が明ければ場所は沖縄、またいつもの日常が戻ってきます
こんな旅をいつまでも続けていたいけれど、たぶん日常があるからこそ非日常が楽しいんですよね
また次回もドキドキワクワクする旅にするために、今回はおとなしく帰ることにしましょう!
じゃあねタイ!またいつか遊びに来るよ!
まとめ
メークロン市場
電車は一日に8本のみなのである程度時間を決めてから来るのがいいと思います
ルートは大まかに3種類ですが今回は
- 電車&船
- ロットゥー
の2種類を用いています
電車は乗り継ぎを失敗すると2時間半動けなくなる可能性もありますので、お気を付けくださいね!
線路沿いにおしゃれなカフェなどもありますので、おしゃれに決めたい人にもおすすめです!
アムパワー水上市場
金土日しかやっていません
平日に行ってもほぼ何もありませんのでお気をつけて……!
僕は帰りはメークロンまで戻りましたが、アムパワーからバンコクまでの直通ロットゥーも出ていますので、検討されてはいかがでしょうか
ラチャダーナイトマーケット
お店の数が尋常ではありません
僕は好みのトートバックを見つけて衝動買いしました
撮影スポットは多いと思いますが、横のほうにある飲食店通りの二階がお勧めです
少しだけ人が少なく、料理などを食べながらのんびり見学することができます
メークロン市場もアムパワーもバンコクから一日で行ける範囲にあります
おまけにラチャダーで観光することも可能なので、最終日にまとめてやってしまうのも良いかもしれません
タイは有名な観光地が非常に多いため、短期間旅行だと回り切れないと思います
なので何度も来ることを前提として、いろいろ見て回ることをお勧めします!
それではみなさん良い旅を!